第1回 アパレルOEMにおけるサンプリングとは?
アパレル製品を量産する前には、実際の商品がイメージ通りに仕上がるかを確認するために「サンプリング」という工程を行います。
今回は、アパレルOEMにおけるサンプリングとは何か、そしてどのような流れで進められるのかをご紹介します。
生地・副資材の選定
サンプル作成を始める前に、まず使用する生地や副資材を決めます。
お客様が希望される生地や副資材の画像をお送りいただければ、同じもの、またはイメージに近い候補をご提案いたします。
その中からご希望のものを選んでいただき、デザイン内容をお伝えいただければ、弊社でサンプル作成に必要な資材を準備いたします。
サンプル作成の依頼方法
仕様書の作成が難しい場合でもご安心ください。
既存のサンプル製品や参考画像に修正したい箇所を書き込んでいただくだけでも対応可能です。
例えば、
- 着丈を○cm長くする
- 身幅を○cm小さくする
- 袖丈を○cm短くする
といった形でご指示いただければ問題ありません。
また、サンプルがない場合でも、簡単なスケッチや画像にサイズを書き込んでいただければ対応可能です。
サンプリングで確認すること
サンプル作成では主に以下の点を確認します。
- イメージしたデザインが再現されているか
- 実際に着用した際のサイズ感や着心地
- 生地の風合いや色味
- 副資材との相性
- 縫製仕様による仕上がりの違い
実際には、生地や縫製方法の違いによって、想像していたイメージと異なる仕上がりになることも少なくありません。

(プリントサンプルのカラー確認)
サンプリングは修正を重ねる工程
初回のサンプルで理想通りに仕上がることはむしろ少ないと言えます。
サンプリングとは失敗を確認するための工程ではなく、製品を理想の形に近づけていくための工程です。
そのため、最初のサンプルが思い通りにならなくても心配する必要はありません。
修正を重ねながら少しずつ完成形へ近づけていきます。
次回は、実際のアパレルOEMで行われる「1st Sample」「2nd Sample」「Final Sample」についてご紹介します。